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大豆品質向上へ 検査に向け規格確認

2023/12/8

  • カルトンに載せたサンプルを見て等級を確認する検査員ら

JAあいち中央営農部農畜産課は12月8日、2023年産大豆の検査に向けた大豆目ぞろえ会を安城市赤松町のJA総合センターで開きました。JAの農産物検査員や関係者ら約15人が参加しました。

検査員らはカルトン(穀粒鑑定皿)に載せたサンプルで、粒の形や色、虫害の割合など規格に照らし等級を確認しました。その後の初検査では、穀刺しを使い袋から取り出した大豆を規格に沿って検査し、約2230袋(1袋30キロ)に等級を付けました。

23年産大豆は、播種から高温が続き、雨が少なかった影響で生育の遅れが懸念されましたが、生産者の適切な管理により順調に生育しました。JA管内では12月末まで収穫される予定です。

同部の稲垣豊久副部長は「作柄に影響されず、規格に沿った適正な検査ができるように、しっかりと目をそろえてもらいたい」と話しました。

JA管内では、73人の生産者が1300ヘクタールで愛知県の奨励品種「フクユタカA1号」を栽培。約1960トンの集荷を予定します。検査は来年2月末まで行います。