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児童ら餅つきに挑戦

2023/12/19

  • 元気よく餅をつく児童

安城市柿碕町の安城市立志貴小学校は12月19日、同校体育館で「餅つきの会」を開きました。同校児童やその保護者、地域ボランティア「志貴っ子田んぼの会」のメンバーら約270人が参加。同校では、環境学習の一環として、志貴っ子田んぼの会の協力で5年生が1年を通して稲作活動に取り組んでいます。田植えや稲刈りだけでなく、田んぼの草取りや藁まきなどの作業の他、しめ縄づくりや餅つきなどの行事にも挑戦し、体系的に学んでいることが特徴です。

児童らは用意された3ヶ所の臼の周りに集まり、志貴っ子田んぼの会メンバーから餅のつきかたを教わりながら、大きな杵を持ち上げて力いっぱい餅つきに挑みました。つきあがった餅は5年生児童を中心にその場で一口大に分けられ、あんこやしょう油、きな粉などで味付け。児童らはおいしそうにほお張り、収穫の喜びを味わいました。

餅つきをした児童は「杵が重くて大変だったけど楽しくできた。お餅も柔らかくておいしかった」と笑顔を見せていました。

志貴っ子田んぼの会の榊原孝七さんは「5年生が田植えや稲刈りなど心を込めて作ったもち米。会のメンバーや保護者など多くの方のおかげで開くことができ感謝している。餅つきを楽しんでほしい」と話しました。

「餅つきの会」終了後には、5年生児童による「感謝の会」が開かれました。1月には隣接する安城市立志貴保育園で、志貴っ子田んぼの会のメンバーらを招いた「七草がゆの会」が行われる予定です。