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銘柄ニンジン収穫し味わう

2024/1/13

  • 「へきなん美人」を袋いっぱいに収穫した参加者

JAあいち中央は1月13日、スーパーマーケットを展開するヤマナカ、JAあいち経済連と共同で、碧南市のブランドニンジン「へきなん美人」の収穫体験を開きました。消費者に農業に対して関心を持ってもらうことや愛知県産農畜産物のファンを増やすことなどが目的です。公募で当選した20組約70人の家族が参加しました。

収穫体験は、碧南市江口町のJA碧南人参部会員の圃場で行われ、参加者は旬を迎えている「へきなん美人」を袋いっぱいに収穫しました。同町の農業活性化センター「あおいパーク」では、部会の杉浦千秋さんらと「へきなん美人」に関するクイズ大会を楽しんだり、サラダやゼリー、ラぺなど「へきなん美人」を使った料理を堪能したりしました。

JAの鈴木重幸経済担当常務は「夏から5カ月、農家が『おいしくなぁれ』と丹精込めて育ててきた甘いニンジンができている。収穫体験を通じて地元農業や地元農産物を“好き”になってほしい」と話しました。

参加した親子は「ニンジンを引き抜くとき思ったより手ごたえがあってビックリしたが、とっても楽しかった。初めて食べた料理もたくさんあり、どれも美味しかった。たくさんニンジンを収穫できたので、いろいろな料理で食べるのが楽しみ」と話しました。

部会が栽培する「へきなん美人」は鮮やかな紅色と強い甘さ、ニンジン独特の臭みが少ないのが特徴です。中京市場を中心に北陸、関西、関東方面に出荷しています。