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農畜産物178点 磯貝さん最高位

  • 農畜産物総合共進会

2024/1/19

  • 出品物の色や形状、そろいなどを確認する審査員

JAあいち中央は1月19日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で「2023年度JAあいち中央碧南地区農業まつり農畜産物総合共進会」を開きました。同共進会は、農畜産物の改善と農業技術の向上を図るとともに、優秀な農畜産物を公開し、産地の発展と消費者に地元農畜産物を知ってもらい地域農業を理解してもらうことを目的に毎年開いています。

同市内の生産者からニンジン・トマトなど野菜類119点、カーネーションをはじめとした花き・観葉類47点、大豆など穀類12点の計178点の出品がありました。愛知県や市、JAの関係者ら21人が審査。最高位の愛知県知事賞には、ニンジンを出品した同市錦町の磯貝荘司さんが輝きました。

審査長を務めた県西三河農林水産事務所農業改良普及課の鬼頭功課長は「出品物は大変すばらしいものが多く、目的にかなった共進会になった。碧南は、生産者・JA・市・県が力を合わせて農畜産物のブランド化に熱心に取り組んでいる地域。その取り組みが功を奏して本日の出品物のような立派な農畜産物がたくさん出ていると思う。碧南地区農業まつりには多くのお客さまが来場するので、碧南農業のすばらしさを知ってもらう良い機会になる」と話しました。

JAの鈴木重幸経済担当常務は「碧南市ではニンジンを始め、数多くの野菜や花き類が栽培されている。今年も気象による影響で生産者は苦労して栽培してきた。生産者の思いをくみ取り、次年度への励みになるよう審査いただきたい」と話しました。

出品された農畜産物は1月21日に開いた碧南地区農業まつりで一般公開し、展示後は同市内の社会福祉施設に寄贈しました。