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発展に貢献 功労者を表彰

  • 碧南市農業振興協

2024/2/9

  • 碧南市農業振興顕彰受賞者(前列)と碧南市農業振興協議会委員

碧南市・碧南市農業振興協議会は2月9日、碧南市港本町のJAあいち中央碧南営農センターで、第26回農業振興顕彰表彰式を開きました。碧南市の農業の発展や農業技術の向上に貢献した個人や団体を表彰しています。県や市、生産者やJAら約40人が出席。農業功労賞を個人2人、農業奨励賞を個人2人と1団体が受賞しました。

農業功労賞は、同市若宮町の石川清策さん、同市二本木町の神谷豊秋さんが受賞しました。石川さんは、ニンジン・タマネギの栽培に取り組み、JA碧南玉葱部会の役員を歴任。露地野菜の栽培技術を研鑽され、ニンジン・タマネギの産地力強化とブランド力向上に尽力しました。神谷さんは、全国に先駆けた湿式輸送の早期導入等で品質向上技術を確立するなど日本有数のバラ産地形成を牽引しました。また、愛知県農業経営士協会会長として県の農業振興に対する提言活動を行うとともに、産地維持のため後継者育成に長年貢献するほか、小学生への花育活動や農業大学校実習生の受け入れ、地域の農地環境保全等、地域農業の発展に大きく貢献しました。

石川さんは「農業を始めて50年。色々とありましたが、大きな賞をいただきありがとうございます。これからも農業を続けていきたい」と、神谷さんは「2016年に娘夫婦が親元就農して頑張っている。資材等高騰しており、これまで通りの経営ができるか不安であるが、この賞をきっかけに、少しでも娘夫婦や農業の仲間たちの見本になれるような農業経営をしていきたい」とそれぞれ話しました。

併せて行われた2023年度新規就農者激励会では、同市の禰冝田政信市長から新規就農者7人に記念品が手渡されました。

表彰式に先立ち、JAは関係者を集め、同センターにある碧南市名誉市民で元全国農業協同組合連合会会長の石川正平翁の顕彰碑に菊を献花しました。
農業奨励賞は次のとおり。
亀島一隆(宮町)▽三島一太(若宮町)▽JAあいち中央碧南菊組合(港本町)。敬称略