JAあいち中央

碧南市の農家・ＪＡあいち中央・愛知県・碧南市で組織する碧南市農業振興協議会「おうちに花を飾りましょうプロジェクトチーム」は２月１３日、碧南市松本町の碧南市役所本庁舎とプロジェクト参画生花店４店舗で、事前注文のあった購入者に同市産の花を使った花束を引き渡しました。地元産の花の地産地消の推進および新たな花の需要創出のため、農林水産省の推奨している「フラワーバレンタイン」の取り組みに同調し、販売を斡旋しました。取り組みは今回が初めてで、１１３件から３１６束の注文がありました。

生花店が趣向を凝らして、同市産のカーネーションやガーベラの他、輪菊に色をつけたフルブルーマムなどを使って、それぞれの魅力を引き出す花束を制作。受け取りに来た注文者は説明を聞き、気に入った花束を手に取りました。

イベントを担当した生花店代表の松村満美子さんは「市の協力のおかげで、想像していた以上の反響があり驚いた。碧南のお花を自宅に飾って、お花を身近に感じてほしい」と話しました。

同市経済環境部農業水産課の担当職員は「生花店がＳＮＳを中心にＰＲしてくれて、市内外の方に知っていただくことができた。２０２１年から始まったプロジェクトの輪が、少しずつ拡がっている」と話しました。

プロジェクト参画メンバーの一人であるＪＡ碧南カーネーション部会の金原坂男部会長は「碧南市産の花を知ってもらえる機会を作ってくれてありがたい。取り組みを通じて、自宅にお花を飾ると明るい雰囲気になることを知ってもらいたい。玄関などに飾って、長く楽しんでほしい」と話しました。