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市内産使って児童が花飾り

  • 碧南市農業振興協

2024/2/16

  • 松井さんからフラワーアレンジメントを学ぶ児童

碧南市や愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課、JAあいち中央、地元農家の代表で組織される碧南市農業振興協議会は2月16日、同市新川町の同市立新川小学校で、同校6年生約120人を対象に、同市産の輪菊などを使ったフラワーアレンジメントを制作する花育講座を開きました。

児童やその家族に、同市が花の産地であることや花の種類や特徴を知ってもらうとともに、花を飾る楽しみや贈る喜びなど、花のある暮らしの良さを伝え、花の地産地消につなげることが目的。制作したフラワーアレンジメントは「感謝の花飾り」として、メッセージとともに児童から家族などに贈られました。

講師を務めたのは、同会おうちに花を飾りましょうプロジェクトに参画する同市内の生花店4店舗の店主やスタッフ。フラワーアレンジメントづくりの他、同市内で生産されている輪菊やカーネーション、ガーベラ、ストックなどを紹介しクイズなどを行いました。

児童らは贈る相手のことを思いながら、感謝の気持ちを込めて花を挿していきました。「感謝の花飾り」を作り上げた児童は「これからも学校生活を頑張ってほしいという思いで弟のために作った」「色々な角度から見られるように工夫した」「色々な花を知ることが出来て良かった」「「ありがとう」という言葉と一緒に渡したい」などと話しました。

同市内で生花店を営む「フラワーショップ花の色」の松井尚子さんは「花を触り、見ることで花の力、魅力を知ってもらえたと思う。花の魅力を家族に伝えてもらうことで、素直に感謝の気持ちを伝えられると思う」と話しました。

同会の事務局を務める同市農業水産課の本多真係長は「クイズを織り交ぜるなど児童の興味をそそる講座となり、終始楽しい雰囲気の中で花を飾る楽しさを感じてもらえたのではないかと手応えを感じている。卒業の節目を目前に控えたこの時期に行ったことで、児童がお世話になった人に感謝を伝える良い機会となり、これをきっかけに花を贈ることの喜びを感じてもらえれば」と話しました。