トピックスレポート
女性リーダー育てよう 「女性大学」農家女子プロデュース商品開発
2024/2/23
- 「女性大学」第二期生がプロデュースした「人参GoHaaan」(左)と「切り干し大根のまぜごはんの素」(右)
- 「ときいろカレッジ」の第二期生ら
JAあいち中央組織生活部組織生活課は、今後の組織活動をはじめ、事業・経営への参加・参画となりえる人材、女性組合員リーダーの育成を目指して2019年から女性大学「ときいろカレッジ」を開いています。支店運営委員会から推薦された女性組合員や女性理事が参加し、18カ月間におよびJA運動や地域農業、農政、組合員としての役割りなどに関して学習する機会を提供しています。
第二期生(21年10月~23年3月)は「地元農産物を使った加工品の商品開発」をテーマにグループ討議や各部長が講師となった事業説明、外部講師による講演会など10回のカリキュラムを行いました。農家女子の目線で、「忙しい時でも簡単にまぜるだけで美味しいごはんができる」をコンセプトに検討を重ねて、地元農産物を使った加工品の試食やパッケージイメージについても話し合いました。完成した加工品は、碧南市特産のニンジンを使った「人参GoHaaan」と刈谷市特産の切り干し大根が入った「切り干し大根のまぜごはんの素」の2種類。それぞれ23年度上期・下期の支店座談会記念品としてお披露目されました。「人参GoHaaan」は23年8月からJA産直11店舗で先行発売されており、「切り干し大根のまぜごはんの素」も24年3月1日に新発売されることで2つの商品が出そろいます。
2月6日には安城市赤松町にあるJA総合センター内生活館で第二期生同窓会を開き、今後の活動計画などを話し合い、プロデュースした商品をイベントでPRしていくことを決めました。
同部の川路伸之副部長は「農家女子と主婦の両方の目線から完成したまぜご飯を、PR活動することを通して地域農業を発信してもらいたい。『ときいろカレッジ』で学んだ知識を活かして、地域農業を支える組合員として今後も活躍してほしい」と話しました。
現在は第三期生のカリキュラムが始まっており、「碧海そだち~好きを育む~の発信」をテーマに活動しています。