JAあいち中央

ＪＡあいち中央金融推進部融資課は３月２日、安城市御幸本町のＪＡ本店で「マイホームくらぶ」会員を対象としたセミナーを開き、１２家族１８人が参加しました。３０～４０歳代と子育て世代が多い同会員に、住宅取得に必要な視点や知識を学んでもらうことが目的です。

一級建築士でライフオーガナイザーの「暮らｓｉｎｇ」のあさおかまみ氏を講師に迎え、「子育てファミリーのための迷わない家づくり」をテーマに講演を行いました。あさおか氏は、家づくりの前に考えること、家より暮らしを想像することなど、幸せに暮らす家を作るためのヒントを伝えました。他の家族と考えをシェアして新たな気づきを得てもらうための時間も設けられ、家づくりで重視していることなどを話し合いました。参加者は「家づくりに対するイメージが具体的にできるようになった」「間取りや収納など、生活に合った家づくりが大切だと分かった」と話しました。

ＪＡの中野幸彦金融共済担当常務は「ＪＡは農と住の調和に取り組んできた。将来家を建てるとき、どうしたら良いか一緒に考え、サポートしていきたい」とあいさつしました。

「マイホームくらぶ」は、住宅ローン相談の中で、資金計画や税金、土地探しなど様々な困りごとや心配ごとの声から２００９年５月に発足し、地域の業者に協力をいただいて運営しています。概ね５年以内に住宅建設などを予定している方を対象とした組織で、会員になることでマイホームの新築・購入や増改築・リフォームなどをサポートするための様々な情報提供や優遇サービスを受けることができ、会員数は２４年２月末現在、２２０７人となっています。