JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

暖冬に対応 梨管理指導

  • 梨生産部会

2024/3/12

  • 主任専門員から出蕾期の防除について説明受ける部会員

JAあいち中央梨生産部会は3月12日、安城市赤松町のJA総合センターで梨の栽培指導会を開きました。会は2回開かれ、あわせて約60人の部会員が参加し、授粉作業や摘蕾・摘花、病害虫防除など春先の栽培管理を確認しました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の河村直紀主任専門員が栽培管理のポイントを押さえながら説明。「今年は平年に比べ暖かく、開花は昨年と同じ時期になると予想される。圃場の下草は地面の放熱を妨げ、遅霜被害の原因になりかねないので刈ってほしい。頂部優勢を強く働かせるために、基部の上芽除去と頂部の摘蕾をしっかり行ってもらいたい」と話し、「暖冬だと病害の発生も早い傾向にある。満開の前後1週間が、防除で最も重要な時期。降雨量や生育段階によって防除の残効が変わってくるので、定期的な防除を心がけてほしい」と呼びかけました。

指導会後は、部会員らが現在の生育状況や今後の作業内容などを確認しあいました。

部会では、77人が約34ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培しています。出荷は「愛甘水」が7月下旬から始まり、「新高」を最後に10月上旬まで続きます。安城梨として中京市場を中心に約140トンの出荷を目指します。

関連リンク

生産物紹介【ナシ】