トピックスレポート
へきなんサラダたまねぎ収穫スタート
- 碧南玉葱部会
2024/3/15
- 「へきなんサラダたまねぎ」を1玉ずつ手作業で丁寧に収穫する生産者
碧南市内で、極早生タマネギ「へきなんサラダたまねぎ」の収穫がスタートしました。JAあいち中央碧南玉葱部会は、極早生で辛味が少ない品種を限定して「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で出荷しています。部会は140人が約90ヘクタールでタマネギを栽培。「へきなんサラダたまねぎ」は生産者の約7割が28ヘクタールで栽培しています。収穫の最盛期は4月上旬で、流通は4月末までの期間限定です。
2024年産は、9月の播種以降の気温も高く、年明け以降は雨も適度にあったため概ね順調に生育。大玉傾向の一方、分球の発生が懸念されていますが、病害虫は少なく良質。1700トンの出荷を目指します。中京市場を中心に北陸地方への出荷を行っている他、JA農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」でも取り扱っています。
部会に所属している杉浦勇二さんは3月15日、碧南市中田町の圃場で「へきなんサラダたまねぎ」を収穫しました。実が柔らかいため機械での収穫は行わず、1玉ずつ手作業で収穫し、葉と根を鎌やハサミで切り落とした後、1、2日圃場で天日干しして箱詰めします。
杉浦さんは「今年は大玉傾向で食べ応えがある。『へきなんサラダたまねぎ』は辛みが少なく、水にさらさずに生で食べてもおいしい。たくさんの人に食べてもらいたい」と話していました。
部会では4月10日の「愛知の新たまねぎの日」を先取り、7日に同市江口町の碧南市農業活性化センターあおいパークで「へきなんサラダたまねぎ」のPRイベントを開く予定です。