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園児に花育講座 優しさ育んで
碧南地区農村生活アドバイザーが講師

2024/3/26

  • 藤関代表からフラワーアレンジメントを学ぶ園児ら

碧南市鶴見町の同市立羽久手保育園で3月22日、同市産のカーネーションやスターチスを使ったフラワーアレンジメントを制作する花育講座が開かれました。年長園児15人を対象に行われ、碧南地区の農村生活アドバイザー4人が講師を務めました。制作したアレンジメントは、26日の同園卒園式の会場に飾られ、式の中で園児から感謝の言葉とともに保護者に贈られました。

アドバイザーのメンバーである花き生産者から、花育講座を開いてはどうかという提案があり、同市地産地消推進協議会の協力を得て催しています。今年で3年目。

講座は子どものころから花を見る楽しさや飾る楽しさを感じてもらうとともに、同市が花の産地であることを知ってもらうことが目的。園児が作った花飾りを保護者に贈ることで、家庭で花を飾る楽しさを感じてもらい、花の地産地消につなげます。

園児手作りの器の中にオアシスを入れ、アドバイザーのアドバイスを受けながら、園児が思い思いに花を活けました。

同園の磯貝真弓園長は「園の周りは農家さんが多いわけでもなく、おうちでお花を触る機会も少ないと思う。貴重な機会をいただけてありがたい。感謝の気持ちを込めて、保護者に手渡してもらいたい」と話しました。

同地区農村生活アドバイザーの藤関とし子代表は「どの園児も楽しそうにして、好き好きに作ってくれたことが嬉しかった。感謝の気持ちを込めて花を挿すことで、優しい気持ちを育ててもらえた。おうちにお花を飾って心を豊かにしてもらいたい」と話しました。