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学び終え次の一歩へ イチジク振興に努めて いちじくスクール修了式

2024/3/27

  • 鈴木経済担当常務から修了証書を受け取る
    いちじくスクール修了生(左)

JAあいち中央営農部園芸課産地対策室は3月27日、安城市福釜町のJAあいち中央安城西支店で「2023年度いちじくスクール修了式」を開きました。スクールの全過程を修了した7期生、県西三河農林水産事務所農業改良普及課、JA役職員ら21人が出席。JAの鈴木重幸経済担当常務が「ご苦労様でした。これからも頑張ってください。期待しています」と激励の言葉をかけながら修了証書を手渡しました。

鈴木経済担当常務は「農業をとりまく情勢は厳しいが、だからこそ産地として品質・食味の向上を続けていく必要がある。スクールで習得した知識・技術を活かし、JAいちじく部会の一員として産地振興に努めてほしい」と話しました。

農業改良普及課の河村直紀主任専門員は「重要なのは自分で考えること。自身の栽培の中で試行錯誤して、正解を探してもらいたい。答えは一つではない。答えを探しながら、自分にあった栽培方法を探してほしい」と話しました。

修了生を代表して早田素子さんは「指導していただいた講師、JAの方々に感謝している。スクール生にも相談に乗ってもらい、共に学べてよかった。自然相手は毎年勉強。学んだことを活かしながら、真摯に向き合い、これからも農業に携わっていきたい」と話しました。

修了生9人のうち5人はJAのいちじく部会に加入し、本格的に栽培を始める予定です。
JAはイチジク産地の維持・拡大を目指し、新規就農者として販売農家を目指す人を支援するため、17年度からスクールを開講。これまで43人が修了し、21人が部会に所属しています。