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29家族、約100人 スイカの苗定植 刈谷市「親子農業体験」

2024/4/6

  • スイカの苗を定植する参加者

刈谷市は4月6日、同市東境町の体験農園で「親子農業体験教室」を開きました。小学生までの子どもを持つ家族が対象で、29家族約100人が参加しました。

同市では、親子で野菜を作る楽しさや収穫の喜びを知ってもらうことを目的に、東境地区営農改善組合とJAあいち中央の協力を得て、毎年、同教室を開いています。4月から7月にかけてスイカとスイートコーンを育てる体験教室は特に人気で、30家族募集のところ、今年は110家族から応募がありました。

参加した親子は、営農改善組合員から植え方や蒔き方の説明を受けた後、割り当てられた区画にスイカの苗2株の定植とスイートコーンの種を12ヶ所の穴に蒔きました。「おいしいスイカとスイートコーンができるようにしっかりお世話したい」と笑顔で話しました。体験後には、家庭でも野菜を作る体験をしてほしいと、トマトやピーマン、ナスの苗が無料で配られました。

同改善組合の丹村昇組合長は「収穫祭まで良い経験にして、農業をやってみたいという人が出るとうれしい」と話しました。
今後は、スイカの敷きわらや整枝、つる引き作業などを行い、7月6日に収穫祭を開く予定です。