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和食職人から料理のコツ学ぶ

  • でんまぁと安城西部

2024/4/13

  • 講師からさばき方のアドバイスを受ける参加者(中)

安城市福釜町のJAあいち中央ファーマーズマーケットでんまぁと安城西部で4月13日、「和食職人が伝えるお料理講座」第4回が行われました。料理職人から直接料理のコツを学ぶことで、料理“好き”を育みます。家庭の味の幅を広げ、同店に並ぶ様々な農産物や魚、調味料等にチャレンジしやすくし、店舗全体で家庭の食生活を応援します。講師は同店舗などJAの4つの産直店舗に鮮魚などを出荷する有限会社かね高(碧南市)の「とまりん」で料理長を務める石橋保二さんらが務めました。

今回は、ウロコが飛びにくい鯛のウロコ取りと腹だし、三枚おろしの方法を学び実践しました。参加者14人は、講師の見本を見た後、自宅から持参した使い慣れた包丁を使って実践しました。3枚におろした身は今が旬の新タマネギと一緒に煮つけに、骨などのアラは潮汁(吸い物)にする方法も紹介されました。参加者は、熱心にメモを取りながら、「取りきれなかったウロコはどうしたらいい」や「包丁の研ぎ方も教えて」など積極的に質問していました。

石橋さんは「食品ロス削減や食育も意識して、家庭でやりやすい方法を提案した。産直にある新鮮な野菜と魚などを買って、自宅で楽しく作って、おいしく食べていただきたい」と話しました。

参加者から「魚をさばけるようになりたいと思っていたので楽しみにしていた。コツを教えてもらったので家でもやってみたい」「楽しかった。家でもさばいてみようとやる気が出た」などと好評で、「魚講座をまたやってほしいし、旬の農産物や米粉を使った料理も教えてほしい」などの意見もありました。

同講座を担当した同店の永谷直美マネージャーは「魚料理はハードルが高いと思われているので、魚をさばけるようになると料理の幅が広がる。家でやろうと思ってもらえるよう、普段使っている包丁を持参して実践してもらった。煮つけはどんな野菜でも合わせられる。魚を美味しく食べられるように勉強して魚“好き”を育み、料理で楽しんでほしい」と話しました。