トピックスレポート
「へきなんたまねぎ」高品質へ目ぞろえ
- 碧南玉葱部会
2024/4/15
- 出荷規格を確認する部会員ら
JAあいち中央碧南玉葱部会は4月15日、碧南市港本町のJA碧南営農センターで、「2024年産碧南玉葱目ぞろえ会」を開きました。部会員や県、市場関係者、JAあいち経済連ら約90人が参加。販売情勢や出荷方法、出荷規格などを確認しました。
部会では、水分が多く実の柔らかい極早生品種を段ボール箱で出荷し、早生や中生、晩生の品種は、実がしっかり締まっていることから「へきなんたまねぎ」のブランド名でネット出荷しています。
24年産は、9月の播種以降、気温が高く、年明け以降は降雨も適度にあったため概ね順調に生育。4月上旬までは春先の低温や長雨などで小玉の出荷がやや多くなりましたが、これから気温の上昇が見込まれ玉肥大が進むことから、良質な「へきなんたまねぎ」の出荷が見込まれます。
部会の商品管理チームのリーダーを務める磯貝保夫さんは「物価高の影響で消費者の商品を見る目も厳しくなっている。市場から碧南のタマネギは良い品質と信頼していただけるよう、今一度、規格をしっかり確認してほしい」とあいさつしました。 JA営農部の林口浩二部長は「市場担当者からは「碧南産のタマネギをしっかり売っていきたい」という力強い言葉をいただいている。しっかり目のそろったタマネギを出荷し、期待や要望に応えていきたい」と話しました。
JAあいち経済連園芸部西部販売課の足立智也さんは「産地から販売先が一体となり、良い品質のものを高単価で販売できるように取り組んでいきたい」と話しました。 碧南市は県内有数のタマネギ産地。部会員140人が約90ヘクタールで栽培しています。6月末までに総出荷量7500トンを目指します。
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