トピックスレポート
チンゲンサイ本番 日量3200ケースを出荷
- チンゲン菜生産部会
2024/4/17
- 一株ずつ手作業でチンゲンサイを収穫する大貫さん
JAあいち中央管内の安城市でチンゲンサイの収穫が最盛期を迎えています。JA管内は県内一のチンゲンサイの生産地。ハウス栽培で一年を通じて出荷していますが、日照時間が長く気候も良い3月~6月にかけて収穫量が増えていきます。現在、安城市赤松町のJA総合センター内多目的総合集出荷場で日量約3200ケース(1ケース2キロ)を、中京市場を中心に出荷しています。
市内で、約45アールのハウスでチンゲンサイを栽培しているJAチンゲン菜生産部会の大貫哲郎部会長は、パート従業員ら7人で定植・収穫・箱詰め作業などを進めます。一株一株手作業で収穫したチンゲンサイは、根を切り落とした後、形を整え、大きさを確認しながら箱詰めします。大貫さんは「良いものを作りたいと日々作業している。チンゲンサイは癖がないのが魅力の一つ。好みの味付けで食べられるのでいろいろな料理に使ってほしい」と話しました。
部会では、10人が約6.6ヘクタールのハウスでチンゲンサイを栽培。ハウスの一角を仕切ったスペースで、暖房機を利用した苗の安定生産を図り、ハウスの有効利用と経費節減、苗の移動距離短縮による省力化を実現した結果、年間8~9回の周年栽培体系を確立。年間作付け延べ面積約55ヘクタールで総出荷量1400トンを目指します。
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