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田んぼアート 準備へ種まき 日本デンマーク100年

2024/4/18

  • 色ごとに分けた育苗箱に種をまくメンバー

安城市の生産者や市、JAあいち中央などで構成する、ふれあい田んぼアート実行委員会は4月18日、同市寺領町の生産者倉庫で「ふれあい田んぼアート2024」に使う稲の種まきを行いました。種まきはJA営農部会青年部メンバーを中心に有志で集まった10人。およそ2時間で赤、黒、白、黄色の稲の種を240箱の育苗箱にまき終えました。

「ふれあい田んぼアート」は同市和泉町の横50メートル、縦70メートルの田んぼをキャンバスとして、色とりどりの稲苗を植え付け、生育と共に浮かび上がる絵柄を楽しむイベント。生産者や実需者、消費者が一緒に楽しみながら交流し、地元農産物や農業の大切さを知ってもらうことを目的としていまする。

同委員会の大嶋和則会長は「『日本デンマーク』と呼ばれたこの地域の農業。復活を夢見て始まり、その100年の記念ができてうれしい。農家の若手がいてこそ農業を盛り上げられる。今日も若手農家中心に忙しい中でも集まってくれた。田植えに向けて万全に準備していく」と話しました。

24年度のデザインは、「日本デンマーク100年」をテーマに一般応募で募集した。5月18日には地域住民や消費者参加による田植えイベントを、見ごろとなる7月中旬には高所作業車を使った鑑賞会を行う予定です。