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  • 梨生産部会

2024/4/19

  • 山口専門員から摘果作業の留意点を聞く部会員

JAあいち中央梨生産部会は4月19日、安城市内の3ヶ所で梨の栽培指導会を開きました。部会員や県、関係業者ら約70人が参加し、摘果やジベレリン処理、病害虫に関する情報など4月後半から5月までの栽培管理を確認しました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の山口千明専門員が摘果作業や病害虫防除のポイントを押さえながら説明しました。「今年も気温は高めに推移する見込み。開花は平年並みだったが生育は進みそう。粗摘果は、早いほど果実肥大効果が高く、作業の遅れは小玉や樹勢低下につながる。作業が遅れないよう早め早めの作業を」と呼びかけ、「開花期の天候は良好であったが、今後、降水量が多いと予想され暖かくなることから黒星病の感染に注意が必要。ナシヒメシンクイも3月下旬から成虫の誘殺がみられる。カメムシ類も越冬量がやや多い予想なので、しっかりと防除してほしい」と話しました。

部会では77人が約34ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培。主力品種の「幸水」は総生産量の約5割を占めます。

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