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生協組合員と田植えで交流

2024/4/20

  • 田植えを楽しむ参加家族

JAあいち中央は4月20日、刈谷市小垣江町の刈谷営農センターで生協組合員との田植え交流会を開きました。コープあいちとJAあいち経済連、JAあいち中央との産消提携活動の一環。生協組合員に、土に触れることで食と農に対する関心を高めてもらいたいと2006年から始まりました。この日は、25家族約90人が参加しました。

参加者は、JAの杉本靖刈谷営農センター長から苗の扱い方や植え方の説明を聞いた後、水田に入り「コシヒカリ」の苗を植えていきました。水田は、同市南部地区で米・麦・大豆を生産する農事組合法人よさみが用意しました。会場には、同法人の協力により農業用の大型機械やラジコンヘリコプター、ドローンなどが展示され、参加親子は展示機械に乗ったり撮影したりして楽しみました。

JAの杉浦克敏理事は「今は種籾を乾いた田んぼに直接まく方法が増え、機械を使って苗を植える作業も減っている。今日は体験ということで、手で植えてもらうが、お米づくりには多くの手間がかかることを知ってもらいたい。お米が収穫できるまでの田んぼの様子をしっかり見てもらいたい」と話しました。

事務局を務めるJA営農企画部の野村勝己副部長は「農業は食料を供給するだけでなく、気温調節や洪水防止など生活全般にかかわる多面的な機能を持っている。地元の皆さんに理解いただくためにも、今後も交流会を続けていきたい」と話しました。 体験後は、米に関する紙芝居やクイズが行われ、管内産のお米とおにぎり、自宅でも楽しめるバケツ稲栽培キットが手土産として渡されました。稲刈りは8月中旬を予定しています。