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バケツ稲作り 10施設に指導

2024/5/21

  • 松下係長(右)から稲の植え方を学ぶ園児

JAあいち中央では、管内の小学校や幼稚園、保育園など10の施設の子どもを対象に「バケツ稲つくり体験」に取り組んでいます。子どもたちが手軽に農業体験でき、自ら農産物を育てることで、食べ物の大切さを感じてもらうことが目的です。

安城市箕輪町の子ども未来事業団みのわ保育園では5月21日、5歳児2クラス約40人が挑戦しました。園児らはJA営農企画部営農企画課の松下由季係長らの指導で、愛知県の奨励品種「あいちのかおり」の苗をバケツに丁寧に植えました。
園児は「大きくなあれ、おいしくなあれ」と声をかけ、「いっぱいお水をあげて、がんばって育てる」と楽しそうに話しました。

同園の担当教諭は「園児に農産物を育てることを経験させ、食育につなげたい。お世話して、観察して、大事に育てることを楽しく学んでほしい」と話しました。
松下係長は「一つのバケツ内でできるお米は茶碗1杯分もないほどで、米づくりが大変なことを知ってほしい。秋まで水を絶やさないようにお世話して、生長を楽しみながら大切に育ててほしい」と話しました。

今後は、水やりをしながら生長の様子を観察し、秋の収穫にむけて管理を進めます。10月には稲の脱穀と籾摺りを行う予定です。