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梨の栽培指導会 カメムシに注意

  • 梨生産部会

2024/5/27

  • 山口千明専門員(中央奥)の説明を聞く部会員

JAあいち中央梨生産部会は5月27日、安城市赤松町のJA総合センター内管理棟で梨の栽培指導会を開きました。指導会は午前と午後の2部に分かれて行われ、部会員や県、関係業者ら約40人が参加。6月中の栽培管理方法や病害虫の対策について確認しました。

西三河農林水産事務所農業改良普及課の山口千明専門員が着果量の目安や新梢管理作業に加え、病害虫対策についてポイントを押さえながら説明しました。その後、農薬メーカーから病害虫の発生時期や防除作業のタイミングなど、細かなポイントについて質疑応答も行いながら説明しました。

山口専門員は「着果量や新梢管理が適切に行われるかどうかで実の大きさや収量が変わってくる。説明したポイントを押さえながら適切に作業を行い、おいしい梨を出荷してほしい。これからの時期は暑くなってくるため、熱中症等にも気をつけながら作業してほしい」と話しました。

農薬メーカーからは、「今年はカメムシの大量発生が懸念される。また、梅雨時期は雨により防除の効果が落ちてしまう。タイミングを見計らい、地域全体で協力して防除作業をするよう心がけてほしい」と説明を受けました。
部会では78人が約34ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培。主力品種の「幸水」は総生産量の5割を占めます。

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