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最盛期到来 産直で人気のスイートコーン

2024/6/7

  • 早朝からスイートコーンを収穫する角谷さん

JAあいち中央管内の碧南市でスイートコーンの収穫が最盛期を迎えています。今作は2月の播種後、気温が低く生育の遅れが心配されましたが、4月以降の気温上昇に伴い平年並みの生育となっています。病害虫による大きな被害はなく、例年どおり甘みの乗った高品質なスイートコーンが出荷されています。7月中旬まで、地元産直店舗や大手量販店、中京市場へ出荷します。

同市では17人が約20ヘクタールで「味来」「ドルチェドリーム」「ピクニックコーン」の3品種を栽培しています。糖度が高く、生で食べられるほど皮が柔らかい「味来」が約8割を占めます。JAの碧南あおいパーク産直やファーマーズマーケットでんまぁと安城西部には、取れたてが店頭に並び、午前中に完売することもあるほどの人気ぶりです。

スイートコーンは夜間、光合成でできた糖分を蓄えるため、深夜に収穫します。同市内でスイートコーンを栽培する角谷到さんは、深夜3時頃から収穫しています。収穫されたスイートコーンは、外葉を取って重さや大きさを選別し、箱に詰めて出荷します。

角谷さんは「台風1号の影響を心配したが、順調に育っている。スイートコーンはすっきりした甘さがあり、加熱することで甘さが増す。シンプルに塩ゆでして食べるのが好きだが、薄皮を残して簡単にレンジで温めても良い」と話しました。