トピックスレポート
親子でサツマイモつる挿し 高浜市農用地利用改善組合など
2024/6/15
- サツマイモのつる挿しを楽しむ参加者
高浜市農用地利用改善組合と農業振興事業委員会は6月15日、高浜市向山町の体験農場で親子体験農場を開きました。市民に農業に対する理解を深めてもらいたいと10年以上前から開いており、70組267人が参加しました。コロナ禍で中止が続いたが、昨年は4年ぶりに収穫祭を、今年は5年ぶりにサツマイモのつる挿しが行われました。
参加者は同組合のメンバーからサポートを受けながら、マルチが張られた畝に穴をあけ、1家族10本のサツマイモのつるを挿し込んでいきました。参加者は「子どもたちはみんな良い顔をしていて、私もニコニコしちゃった。土に触れ、自然を感じる時間が減っているので、とても良い経験ができた」と笑顔で話しました。
同組合の杉浦司組合長は「サツマイモのつるを植え、草取りや水やりを経験しながら、土の中でどのように成長し、収穫できるようになるのかを長期間にわたって学ぶことは、子どもたちにとっても貴重な経験になると思う」と話しました。 10月26日には収穫祭が開かれ、イモ掘り体験を行う予定です。