JAあいち中央

ＪＡあいち中央は、安城警察署から防犯対策電話録音機１０台を受贈し、ＪＡ年金友の会の役員１０人の自宅の固定電話に取り付けました。同会はＪＡで公的年金等を受給する利用者で構成されます。高齢者を狙った特殊詐欺が多発する中、同機が同会会員や地域の高齢者へ特殊詐欺被害の未然防止に有効な対策の一つとして周知につなげます。

ＪＡ管内では、自宅固定電話に「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」の前兆電話が急増。同署では、地域団体、企業等と連携し、同機の設置を呼びかけており、「特殊詐欺は固定電話にかかってくることが多いので、防犯対策をお願いしたい」と訴えました。

６月２６日には、ＪＡ年金友の会の稲垣清剛会長宅に同署生活安全課職員が訪れ、同機を設置し、使い方を説明しました。稲垣会長は「最近、海外から不審な着信があり心配していた。町内の集まりなどでも、安城市に防犯対策電話録音機の補助があることを伝え、取り付けを推奨していく」と話しました。