トピックスレポート
イチゴ販売好調 総会で報告 三浦さん最高位
- いちご部会
2024/6/28
- 挨拶する新部会長の三浦さん(右端)
JAあいち中央いちご部会は6月28日、安城市赤松町のJAあいち中央総合センターで、2023年度通常総会を開きました。23年度いちご品質改善共進会成績優良者表彰を行い、品質や出荷実績など総合審査で優秀な成績を収めた3人を表彰しました。最高位の安城市長賞は安城市の三浦一仁さんが受賞しました。
総会には、部会員や県、市、JAあいち経済連、JAあいち中央の役職員ら20人が出席し、24年度事業計画など4議案全てを承認しました。新役員を代表して、三浦一仁部会長は「イチゴ栽培を始めてまだ日が浅いが、持続可能な農業経営をしたいと思っている。部会の皆さんと協力して失敗しないイチゴ作りを進めていかないといけない。皆さんと協力して走り続けていきたい」とあいさつしました。
愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課の髙須達也技師は「23年度産は長期間の猛暑による影響から、育苗期間に苗の消耗や病気の発生、花芽が確認できず定植が10月過ぎになり果実出荷スタートの遅れなど栽培に厳しい環境だった。そんな中でも、出荷額は例年の110%、出荷量は前年並みとなり、皆さんの栽培技術の高さと品質の良さが示されたと感じている」と総評しました。
部会は、11人が約1.8ヘクタールで主に「紅ほっぺ」と「ゆめのか」を栽培。23年度は11月21日の初出荷から5月下旬までに約6.1トンを出荷しました。