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品質維持へ クルクマ厳選

  • 碧南クルクマ部会

2024/7/4

  • クルクマの出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央碧南クルクマ部会は7月4日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で目ぞろえ会を開きました。苞葉(ほうよう)のボリュームや茎の曲がり、箱への詰め方など出荷規格を確認しました。

今年は3月の冷え込みの影響で出荷が遅れると予想されましたが、4月から5月にかけて暖かい日が続いたことから、例年並みに生育。色、ボリュームともに品質は良好です。出荷は6月6日から始まっており、10月下旬までの予定。東北、関東を中心に甲信越、中京市場に、36万本の出荷を目指します。

目ぞろえ会には部会員や県、JAあいち経済連の担当者、JA職員ら13人が参加。伊藤正弘部会長は「出荷本格化に向け、品種ごとに部会員の目をそろえられた。品質の良いクルクマを継続して出荷していきたい」と話しました。

JAあいち経済連の嶋田浩喜さんは「碧南のクルクマは品質が高いと市場から評価を得ている。クルクマは夏の花として認知度が上がってきており、これから益々好調な販売が期待できる。夏本番に向け、しっかりした品質を維持して、たくさん出荷いただきたい」と話しました。

部会は、8人が約1.1ヘクタールで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など25品種を栽培。ハスの花に似ていることから、仏花用に新盆、旧盆の需要に合わせて栽培していますが、夏場でも日持ちが良く、明るい色の品種が多いことから、ブライダルやフラワーアレンジメントの花材としても人気があります。