JAあいち中央

刈谷市は７月６日、同市東境町の体験農園で「親子農業体験教室」を開きました。同市では親子でふれあいながら、野菜を作る楽しさや収穫の喜びを感じてもらおうと、東境地区営農改善組合とＪＡあいち中央の協力で、毎年４月から７月にかけて、スイカとスイートコーンを育てる体験教室を開いています。この日は市内から２９組８９人の親子が参加しました。

参加者は、同組合の丹村昇組合長から収穫作業の説明を聞いた後、自分たちのネームプレートが立てられた区画に移動し、親子で協力しながら大きく実ったスイカとスイートコーンを収穫しました。

収穫後には、採れたスイカの重量を競う「ジャンボスイカコンテスト」が行われ、１４．０キログラムのスイカが見事１位に輝きました。スイカの試食も行われ、参加者は農家が栽培したさまざまな種類のスイカを食べ比べて、色や味、食感の違いを楽しみました。

丹村組合長は「今年も暑い中たくさんの親子が参加してくれて農業にふれてもらうことができた。試食では多くの方においしかったと言ってもらえて嬉しく思う。自分で植えたスイカを収穫し、家族で味わってもらうことで、一人でも多くの方に農業や農産物に興味を持ってもらえるように今後も活動を続けていきたい」と話しました。