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良質サトイモへ圃場4カ所巡回

  • さといも部会

2024/7/9

  • サトイモの生育状況を確認する部会員ら

JAあいち中央さといも部会は7月9日、サトイモの生育や栽培管理状況を確認するため圃場を巡回しました。部会員や県、薬剤メーカー担当者ら11人が参加し、各圃場で意見を交わしながら品質向上に向けて意識を高めました。

同部会員の4か所の圃場を回り、今年の生育状況や病害虫の発生状況を確認し、今後の栽培管理について話し合いました。今年は、病害虫の被害はなかったものの、3月下旬に雨が多く、植え付けが遅れたことから若干の生育の遅れがみられました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の髙須達也技師は「これから親芋と子芋が肥大し、孫芋が増える時期になる。施肥や虫害対策はもちろん、水が不足すると生育や収量に大きく影響するので、かん水管理がとても重要になる。特に水持ちの良くない圃場では、少量多かん水に心がけてほしい」と呼びかけました。

部会の石川明成部会長は「今年は種芋の植え付け後の4月も雨が多く根の張りが芳しくない。適切な施肥やかん水管理を行い、生育を回復させていきたい」と話しました。 部会は13人が約90アールでサトイモを栽培。11月には目ぞろえ会を開き、11月下旬から翌年1月下旬まで出荷を予定です。