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特産品 出荷盛ん 「安城梨」規格を統一

  • 梨生産部会

2024/7/16

  • 出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央梨生産部会は7月16日、安城市赤松町のJA総合センター内管理棟で「安城梨 早生品種出荷目ぞろえ会」を開きました。部会員や市場担当者ら約70人が参加しました。部会では「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培。気象などの影響による生育状況に柔軟に対応するため、早生品種と中晩生品種に分けて目ぞろえ会を開いています。今回は「愛甘水」の出荷を前に「幸水」も含めた早生品種の形や傷の有無、果皮の色など出荷規格の統一を図りました。

今年は、十分な日照量と適度な雨により生育は順調。平年に比べ2、3日程度遅いスタートとなりました。病害虫の発生も少なく品質も良好です。
野々山聡部会長は「輸入花粉の停止や交配作業の遅れなど不安なことも多くあったが、実った梨を見るといよいよ始まるという実感がわく。「安城梨」のブランドを守っていくためにしっかり目をそろえていただき、適正な高品質な梨を出荷いただきたい」と呼びかけました。

JA営農部の林口浩二部長は「火傷病ショックなど、部会をあげ生産者間の協力で乗り切って今がある。今年の夏も非常に暑くなると言われている。暑さの中での作業になるが、体調に気を付けていただき、最後まで規格のそろった梨の出荷をお願いしたい」と話しました。

部会は78人が約34ヘクタールで栽培。「安城梨」のブランドで中京市場を中心に6品種合わせて約150トンの出荷を計画しています。「愛甘水」は7月19日から8月上旬まで、「幸水」は7月下旬から8月下旬までの出荷を予定しています。

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