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多品種のクルクマ 展示販売会が盛況

  • 碧南市農業振興協議会

2024/7/20

  • 好みの品種のクルクマを選ぶ来場者ら

碧南市農業振興協議会「おうちに花を飾りましょうプロジェクトチーム」は7月20日、クルクマの魅力や楽しみ方を多くの方に知ってもらおうと、碧南市江口町の碧南市農業活性化センターあおいパークで展示販売会「クルクマ・マーケット」を開きました。今年で3年目。

同協議会は碧南市の農家・愛知県・碧南市・JAあいち中央などで組織されます。「クルクマ・マーケット」には、JA碧南クルクマ部会と同市内の4つの生花店が参画しました。部会はクルクマ15品種を計390本用意し、来場者は好みの品種を選んで購入していきました。4つの生花店は部会のクルクマを使って「気軽にオシャレに」楽しめるように工夫した花束を用意し、事前注文を受けた195束に加え、当日限定40束を販売しました。

部会では多様な品種を栽培しており、この日は24品種の展示も行われました。展示品をよく見てもらうとともに消費者のニーズを捉えることを目的に、人気投票も行い、来場者は1品種ずつ、じっくり見て好きな3品種を選び投票していきました。

部会の伊藤正弘部会長は「碧南産のほぼ全ての品種のクルクマが出そろう時期に開催でき、多くの人に見てもらえる機会を設けられた。ニッチな花だが、皆さんの協力をいただきながら知名度を上げていきたい」と、フラワーショップ「Flower′s&Co.」の武保真紀子さんは「自慢の碧南産のクルクマの魅力を伝えたいとオシャレな花束になるよう組み合わせた。クルクマは夏でも花持ちが良く、部屋を明るくしてくれる。チームの生花店でも購入できるので、事前に問い合わせていただきたい」と話しました。

クルクマは、東南アジア原産のショウガ科の植物。同部会は8人が約1.1ヘクタールの無加温ハウスで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に、緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など25品種を栽培しています。夏の仏花として定着していますが、花持ちが良く、明るい色の品種が多いことから、ブライダルや自宅用、贈答用などさまざまな楽しみ方をPRしています。