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資源の再利用へ農業用塩ビ回収

2024/7/23

  • 資源の再利用へ農業用塩ビ回収

JAあいち中央営農部営農資材課は7月23日、安城市赤松町のJA総合センターで、使い終えた塩化ビニールフィルムを回収しました。JAでは、資源の再利用や不法投棄による環境汚染などを防ぐことを目的に、キュウリやイチゴなどハウス栽培農家の作業の手が比較的空くこの時期に毎年行っています。

当日は早朝から、使い終えた塩化ビニールフィルムを積み込んだ農家の軽トラックが次々に訪れ、農家や関係者などが積み下ろしました。この日は25戸の農家から塩化ビニールフィルムを約7トン回収。産業廃棄物処理業者に引き渡された後、適正な処理が行われ、再生ビニールとして再利用されます。

同課の担当者は「農業用ビニールや農業用ポリオレフィン系特殊フィルムといった被覆資材の価格は年々上昇傾向にある。農家にとって大変苦しい状況下ではあるが、産業廃棄物等の排出に関する法令に理解をいただき、環境に配慮した農業を実現するため、排出事業者としての責任をもって適正な処理に協力いただきたい」と話しました。

30日には同センターおよび刈谷・高浜・知立地区の営農センターで農薬プラ空きボトルや肥料袋などを、8月6、7日には同センターで農ポリ、遮光ネットなどの回収を行う予定です。