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クルクマ共進会 市長賞に伊藤さん

2024/7/24

  • 出品物の外観や形状、そろいなどを確認する審査員

JAあいち中央碧南園芸課は7月24日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で「2024年産 クルクマ品質改善共進会」を開きました。栽培技術や質の向上が目的。JA碧南クルクマ部会の部会員が「シャローム」や「モンブラン」など20点を出品。優秀賞の碧南市長賞に、同市天神町の伊藤正弘さん、JA組合長賞に、同町の林口英志さんが選ばれました。

審査に先立ち、JA営農部の林口浩二部長は「共進会は生産者の生産意欲の高揚と栽培技術の向上を目的に行っているが、多数の品種が出品されているので、品質の確認とともに消費者ニーズに沿った品種選択の機会にもしてほしい」とあいさつしました。

県や市、JAあいち経済連の関係者ら4人が、苞葉の色つやなどの外観や品種の特性にあった形状、そろいなどを審査しました。県西三河農林水産事務所農業改良普及課の田中義浩主任専門員は「今年の酷暑のせいか、碧南の主力品種である『シャローム』の出品に加え、新たに栽培を始めた品種も出品され、にぎやかな審査になった。優秀賞のクルクマは色つやが良く品種の特性が良く現れていて素晴らしかった」と講評しました。

部会は8人が約1.1ヘクタールの無加温ハウスで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に、緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など25品種を栽培します。「シャローム」が全体の5割を占めます。出荷は6月上旬から始まっており、10月下旬までに、東北、関東を中心に甲信越、中京市場に約35万本を計画しています。
その他の入賞者は次の通り。
優良賞=林口英志、佳良賞=伊藤正弘(敬称略)