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梨「甘ひびき」選別規格確認

  • 梨生産部会

2024/7/24

  • 出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央梨生産部会は7月24日、梨「甘ひびき」の出荷開始を前に、安城市赤松町のJA総合センター内管理棟で出荷目ぞろえ会を開きました。着色基準や選別規格、出荷方法などを確認しました。

部会では、気象などの影響による生育状況に柔軟に対応するため、早生と中晩生品種に分けて目ぞろえ会を開いていますが、「甘ひびき」は栽培が始まって14年目と比較的短い品種で、収穫適期の判断が非常に難しいため、個別に開いています。

目ぞろえ会には、部会員やJA職員ら約60人が参加。野々山聡部会長は「甘ひびきは産直店舗で列をなすほど人気の梨。収穫のタイミングが非常に難しいが、目ぞろえ会で適正な収穫の仕方を確認して、たくさん出荷してほしい」と呼びかけました。部会事務局を務めるJA営農部園芸課の若林花奈子さんは「甘ひびきは大変良い評価をいただいている反面、色々な課題もある。課題を一緒に確認していただきながらブランド価値を維持し、よりよいものにしていきたい」と話しました。

JA産直振興部の岩戸省二副部長は「多くの甘ひびきファンの方が待っている。産直振興部では、甘ひびきの価値を高める取り組みを進めている。多くの方にPRし、しっかりと販売していきたい」と意気込みを語りました。

今年は、春先の好天により着果良好で形もよく、その後も十分な日照量と適度な雨により順調に果実が成長しています。今後の日照の増加と気温の上昇でさらに糖度が増すと思われます。平年並みのスタート。病害虫の発生も少なく品質も良好です。
部会は、51人が約2.1ヘクタールで「甘ひびき」を栽培。約15トンの出荷を計画。販売は7月30日から始まり、8月9日までを予定。JAファーマーズマーケットでんまぁと刈谷南・安城北部・安城西部、産直センター「道の駅」デンパーク安城の4店舗で販売します。

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