トピックスレポート
地場小麦でうどん作り
- 碧南北東部ブロック
2024/7/24
- うどんの生地を切ったり、切った生地をほぐしたりする参加者
JAあいち中央碧南北東部ブロック(碧南ひがし支店、西端支店、碧南中支店)は7月24日、碧南市鶴見町の碧南中支店加工室で夏休み親子企画料理体験教室を開きました。8家族18人が参加し、地元産小麦「きぬあかり」を使って、うどんを作りました。
同教室ではこれまでスイーツ作りを多く行ってきましたが、ごはんものも作りたいとの意見がありました。今回は、地元産小麦粉を使ったうどん作りを通して、小麦が地元でも栽培されていることや自分でもうどんが作れることを知ってもらいたいと企画しました。同市内でうどん作りを通した食育活動などを積極的に行っている愛知県農村生活アドバイザー碧南地区のメンバーから協力を得られたことで開催が決定しました。
参加者は同メンバーから教わりながら、小麦粉をこねたり踏んだり伸ばしたりして生地を作りました。麺の形状に切って茹で、冷水にさらしてうどんを完成させました。地元産のトマトやキュウリなどを盛りつけて、サラダうどんにして食べました。
参加した小学5年生の児童は「初めてやることがいっぱいだった。生地を伸ばしたり、切ったりするのは難しかったけど、生地を踏むのは気持ちよかったし、とても楽しかった。おいしくできた」と笑顔で話しました。
同地区の髙須里美代表は「地元で作られている農産物を知ることができる良い機会。自分で作ったうどんのおいしさを子どもたちにも感じてほしい。自分で作ることは“好き”の入り口にもなると思う。JAとも協力し、地元のものを知って、“好き”になれるような体験を広めていきたい」と話しました。
農村生活アドバイザーは、農業経営のパートナーとして農業経営に参画するとともに積極的に地域の活性化に貢献している女性農業者の称号で、市町村長が推薦し、知事が認定するものです。同地区メンバーは、地産地消や食育の推進を目指した活動を行っています。