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クルクマ振興策 碧南市長に依頼

  • 碧南クルクマ部会

2024/7/29

  • クルクマをPRする小池市長(中央)と伊藤部会長(右)ら

JAあいち中央碧南クルクマ部会は7月29日、収穫最盛期を迎えているクルクマの消費拡大と作柄報告、産地振興等を目的に、碧南市松本町の碧南市役所を訪れ、小池友妃子市長を表敬しました。部会役員とJA役職員ら5人が訪問。伊藤正弘部会長から小池市長に5種類のクルクマで彩られた花束を手渡したほか、会場にはアレンジされたクルクマが飾られ、あわせて10品種約250本のクルクマを贈りました。

2024年産は、3月の冷え込みの影響で出荷が遅れると予想されましたが、球根の育成が順調だったことや4月から5月にかけて暖かい日が続いたことから、例年並みに生育。品質も色・ボリューム共に良好。現在は日量約1万本を出荷しており、最盛期のお盆前には日量約2万本の出荷を見込んでいます。

小池市長は「とてもきれいで華やか。飾りたい、誰かに贈りたいと心動かしてくれる花だと思う。市としても『碧南のクルクマ』のブランド推進に協力したい」と話しました。伊藤部会長は「クルクマは、まだまだニッチな作物。20日のクルクマ・マーケットではPRする良い機会をいただけた。『碧南のクルクマ』のPRに、これからも協力をお願いしたい」と話しました。

部会は8人が約1.1ヘクタールの無加温ハウスで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に、緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など25品種を栽培。「シャローム」が全体の5割を占めます。出荷は6月6日から始まっており、10月下旬まで、東北、関東を中心に甲信越、中京地区に約36万本の出荷を目指します。

クルクマは東南アジア原産のショウガ科の植物。仏花用に新盆、旧盆の需要に合わせて栽培していますが、夏でも日持ちが良く明るい色の品種が多いことから、ブライダルやフラワーアレンジメント、花束用としても人気があります。