トピックスレポート
しめ縄用稲収穫 天日干しで香り良く
- 刈谷中支店女性組織「元刈谷しめ縄会」
2024/7/31
- まだ青い稲を刈り取る会員
JAあいち中央刈谷中支店の女性組織「元刈谷しめ縄会」は、地元の子どもたちに農業やお米の大切さを伝える食農教育を目的に、毎年、刈谷市内の小学校やJAの支店などでしめ縄づくりを行っています。
7月31日には、市内で穂が出る前の稲の刈り取りと乾燥作業を行い、会員とJA職員あわせて16人が参加しました。圃場で刈り取った稲は、変色やカビの発生を防ぐために2日間天日干しし、裏表をしっかりと乾燥させた後、11月下旬から予定しているしめ縄づくりまで保管されます。穂が出る前に稲の刈り取りを行い乾燥させることで、しめ縄づくりに適したやわらかなワラになります。
同会会長の鈴木由美子さんは「今年は若干丈が短いが、病気は出ておらず根元がしっかりした稲に育った。2日間しっかり乾かして、色・香りの良いしめ縄作りに適したワラに仕上げていく。子どもたちもしめ縄作りを楽しみに待っている。日本の伝統文化に興味を持つきっかけとして、伝え続けていきたい」と話しました。