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菊最盛 1日3万本 猛暑対策、防除も万全 量、質ともに確保

  • 菊共選組合

2024/8/5

  • 一本一本丁寧に菊を収穫する三嶋さん

JAあいち中央管内の碧南市でお盆の需要に合わせた菊の出荷がピークを迎えています。この時期には1日に最大約30000本が、JAの選花場から出荷されます。同市は年間170万本の輪菊を周年出荷する産地です。

今年は5月下旬から6月中旬に菊が生育しやすい20度から30度の気温が続き、若干の前進傾向でしたが、梅雨明け後の猛暑により開花の遅れがみられました。生産者の適切な暑さ対策と防除管理で例年並みの出荷量・品質となっています。

JA菊共選組合の三嶋秀和さんは、同市内で約60アールのハウスで菊を栽培しています。早朝6時ごろから作業を始め、開花の段階を見極めて手作業で一本ずつ丁寧に収穫していきました。「猛暑対策をしっかり行うことで、大きな影響もなく、お盆の需要に間に合うように出荷できている。これからお盆、彼岸、年末と菊を飾る機会がある。ぜひ手に取ってお家でも飾ってほしい」と話しました。

同組合は7人が約3ヘクタールのハウスで、白の輪菊を主体に時期に合わせて品種を替えて周年で栽培。東北・関東を中心に中京地区の市場へも出荷しています。

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