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[JA-DX]アプリで対話円滑に ファックスにも資料同時送信

2024/8/14

  • 職員(左)からJAコネクトの操作説明を聞く組合員

JAあいち中央総合企画部企画課と営農企画部営農企画課は、2023年度から職員の業務効率化と組合員サービスの向上を目的に、業務のデジタル化に取り組んでいます。22年5月の明治用水頭首工大規模漏水で組合員への緊急連絡手段が限られるなど課題が浮き彫りになったことを受け、組合員との連絡強化を図るため、23年7月から24年3月までコミュニケーションアプリ「JAコネクト」を同JAいちご部会に試験導入。好評だったことから24年度からの本導入に至りました。

7月10日には、安城市赤松町のJA総合センター内管理棟で安城市温室園芸組合に同アプリの導入および操作説明会を開き、同組合員43人中13人が参加しました。参加者は、同アプリを開発した鎌倉インダストリーズ株式会社の原雄二代表取締役社長から機能や操作方法などの説明を受けた後、各自で操作し、使用感を確かめました。参加できなかった組合員に対しては、電話等で利用を推進し拡大を図り、8月14日時点で同組合員28人が利用しています。

同アプリは、個人間や複数間での対話や画像、資料の共有をメインとしたコミュニケーションアプリ。最大の特徴は、職員が組合員に画像や資料を送信すると同時に、組合員の自宅のFAXにも同じ内容が送信される機能です。同機能は個々にON・OFFの切り替えが可能で、「スマホで資料を見ることができるが、紙の資料も欲しいため同時にFAXで受け取れるのは嬉しい」「スマホの操作が苦手でも、FAXで紙の資料を受け取れて安心」などと声が上がりました。

JA営農企画部の野村勝己副部長は「昨年度の試験導入の結果、予想以上の好評を受け、本導入する方針に決定した。『JAコネクト』なら、スマホの操作が苦手な方でも個々のペースでデジタルに移行できる。業務を効率化し、組合員へのサービスを向上させるために、部会員や組織会員を中心に順次導入を進めていきたい」と話しました。 今後は、各生産部会への導入、拡大を予定しています。