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産直店舗全店で盆売り出し盛況

2024/8/15

  • お盆に合わせて売り場を充実させた切り花コーナー

JAあいち中央産直振興部は8月9日から15日の7日間、JA産直店舗全店で「お盆セール」を開きました。各店舗では、お盆の需要に合わせて切り花や贈答用の果物などの売り場を充実させ、連日多くの利用者でにぎわいました。一部の店舗では、お盆の準備で忙しい利用者の利便性を図るとともに集客を分散させるため、来店者が多いと見込んだ2~4日間の開店時間を30分早めました。

安城市福釜町のJAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部では10日から13日まで開店時間を早め、その30分間だけで各日平均で約70万円を売り上げました。売り場は、お供え物や手土産に人気の旬の果物を中心に、仏花・墓花用の切り花やクルクマ、ホオヅキ、サカキなどが多く並び、同店に農産物を出荷する産直運営協力会員に追加出荷を依頼するほど多くの利用者が来店しました。最もにぎわった12日には、約3000人が利用し、約1320万円を売り上げ、同セール期間を通して昨年並みの利用者数と売り上げとなりました。

同店の近藤雅也店長は「今年は切り花が早くに品薄になったり、お盆前に梨の出荷が少なかったりしたが、ブドウやイチジクなどでカバーできた。猛暑でなかなかモノがない中でも、出荷してくれた農家さんのおかげでお盆需要を乗り切れた」と話しました。