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親子で食農体験 地場産“好き”に

  • 安城西部ブロック

2024/8/20

  • イチジクをもぎ取る参加者

JAあいち中央安城西部ブロック(安城西支店、三河安城支店、二本木支店、高棚支店)は8月20日、安城市福釜町のJAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部とJAいちじくスクール圃場で、「夏休み!親子で『好き』を育む食農体験」を開きました。地域の子どもたちに地元の野菜や果物を、探して、知って、作って、食べて、「好き」になってほしいと、収穫や買い物、調理など農と食の体験を盛り込みました。

ブロック管内の園児・小学生とその保護者8組21人が参加しました。参加者は、収穫体験でもぎ取った旬のイチジクを使った「オープンサンド」や、子どもが選んで買った旬の地元野菜たっぷりの「あおみっ子カレー」を作りました。収穫は食べごろのイチジクを探しながら1家族4玉をもぎ取り、買い物はJA職員が付き添って子どもだけでカレーに入れる地元の旬野菜を探して選びました。調理は、野菜を食べやすい大きさに切って具材に入れて炒めたり、イチジクを輪切りにしたりと家族で協力して2品を完成させました。

児童は、「イチジクのもぎ取りも食べるのも初めて。楽しかったし、甘くておいしかった」「お店には野菜がたくさんあって悩んだけど、大好きなキュウリがあったので選んだ。いつも家で食べているカレーと違う味になった」と話しました。保護者は「あまり野菜が好きではない娘が野菜たっぷりのカレーを全部食べきっていて驚いた。自宅でも娘と一緒に作りたい」「旬の野菜について知ったり、お買い物したり、収穫したりと、また同じような事を開いてほしい」と話しました。

同ブロックくらしの相談員の吉村由紀子さんは「子どもが小さい頃から食農体験をさせたいと思っている保護者が結構いることが知れた。子どもたちも始まる前からやる気満々で楽しみにしてくれていた。地元の農産物の旬を知って、自分で探した野菜で作ったカレーはおかわりするくらいいっぱい食べてくれた。全ての体験を通して、地元農産物をもっと『好き』になってもらえたと思っている」と話しました。
同体験は冬休み期間中にも開く予定です。