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肥料袋でダイコン 園児に種まき指導

2024/9/3

  • ダイコンの種をまく園児

JAあいち中央刈谷北部支店では、刈谷市北部地域の幼児園と小学校の子どもを対象に、肥料袋を使ったダイコンの栽培指導を行っています。同市北部は赤土の土壌で、古くから冬場のダイコン栽培が盛んです。園児や児童、その保護者に食と農に関心を持ってもらうことが狙いです。

同支店とJA刈谷北部営農センターは9月3日、同市井ヶ谷町の刈谷市立井ヶ谷幼児園の年長園児48人に肥料袋を使ったダイコン栽培を指導しました。講師はJA職員が務めました。園児らは肥料袋に入った軟らかい培養土の表面にペットボトルのキャップで2カ所の穴を作り、ダイコンの種を5粒ずつまきました。今後は、水やりや間引きなどの世話をして、1袋で2本のダイコンを育てます。園児は「思ったより種が小さかった」「水をしっかりあげて、大きくておいしいダイコンに育てたい」と話しました。

福山義行支店長は「この地域はダイコンの産地であること、野菜は手間をかけて作られていること、食の大切さを知ってほしい。育てる楽しみ、食べる楽しみも知って、もっと地元農産物を“好き”になってほしい」と話しました。

支店管内の幼児園や小学校、計4カ所で同様の体験を行います。各園、各校でダイコンを審査し、11月23日に支店で開かれる「刈谷北部支店ふれあいまつり」で表彰式を開く予定です。