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イチジクで体験型商品 「モノ」も「コト」も 収穫・料理を満喫

  • オンラインショップ「碧海そだち」

2024/9/7

  • イチジクの収穫を楽しむ参加者

JAあいち中央営農部園芸課園芸販売強化対策室は9月7日、安城市福釜町のJAいちじくスクール圃場とJAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部で「親子でいちじく収穫・いちじく料理」体験を開きました。同体験は、JA農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」で農業体験セットとして電子チケットを販売。購入した6家族17人がイチジクの収穫と料理を楽しみました。

農業体験セットの販売は、消費者が農業や農産物に触れ合うことで地元農産物をより好きになってもらいたいと2022年度に初めて企画・販売。JAの好きを育む「碧海そだち」プロジェクトのコンセプトのひとつ「学ぶ好き」を育てたいという想いも込められています。

同体験は3回目で、イチジクでは2回目。前回の収穫体験に料理体験を加え、内容をグレードアップしました。参加者は、JA職員から収穫適期のイチジクの見極め方や収穫方法などの説明を聞いた後、指定された場所で1家族16~24玉を収穫しました。料理体験では、「イチジクとチーズのワンタン揚げ」と「いちじくスムージー」を作りました。

初参加の親子は「子どもと体験したいと購入した。イチジクから白い汁が出ること、料理しておいしいことを知らなかった。家でも作ってみたいと思う」と話した。リピーターの親子は「イチジクが好きで前回初めて参加し、メルマガ登録をして待っていた。今回は料理体験が加わって更に楽しめた。来年もぜひ開いてほしい」と笑顔で話しました。

同サイトを運営する同室の磯村朗室長は「今回は、生果実が苦手な人でも“好き”になるきっかけとなるよう、食べ方提案も組み込んだ。イチジクのことを知って、体験して、味わって、イチジク“好き”が増えるとうれしい。今後もさまざまな品目で企画・検討していきたい」と話しました。