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カスハラの方針策定 組織対応強化 ポスターで周知

2024/9/10

  • カスハラに関するポスターを掲示する職員

JAあいち中央は、近年問題化しているカスタマーハラスメント(以下カスハラという)に関する基本方針を県内JAで初めて策定しました。8月30日の定例理事会で承認を受け、9月1日に制定。

この方針では、組合員や利用者からの常識の範囲を超えた要求や言動による役職員の人格を否定する言動や暴力、各ハラスメントなど、職員の尊厳を傷つけるもので、これらの行為により、職場環境の悪化を招くものを同JAのカスハラとして定義。カスハラにあたると判断した場合、取り引きを謝絶または中止することがあること、悪質なケースの場合は警察・弁護士等に相談のうえ必要な措置を講じることなどを明記しました。

リスク管理部の山口政成部長は「これまで、産直店舗や支店等で時折みられるカスハラに対して対応を苦慮してきたが、カスハラに対して役職員が統一した認識を持ち、組織的に対応する。接客対応する店舗を中心にポスターを張り出し、利用者への周知・理解を図っていく」と話しました。

同部では、毎年9月に全職員を対象に行うコンプライアンス研修会を開いています。今年は、カスハラ対応研修を盛り込み、カスハラに該当する行為への基本理解とカスハラに発展させないための対応等を周知しました。