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田んぼアート稲刈り 生産者と消費者ら交流

  • ふれあい田んぼアート実行委員会

2024/9/14

  • 絵柄ごとにエリアを決めて稲を刈っていく参加者

安城市や生産者、JAあいち中央などで構成する、ふれあい田んぼアート実行委員会は9月14日、同市和泉町の田んぼで、色とりどりの稲苗を使って文字や絵を描く「ふれあい田んぼアート2024」の稲刈りイベントを開きました。生産者、実需者、消費者が一緒に楽しみながら交流し、地元農産物や農業の大切さを知ってもらうことが目的です。一般参加者やスタッフを含め約300人が参加しました。イベント会場では、愛知県警察音楽隊による演奏や地元農産物を使った加工品などの販売も行われました。

縦70メートル、横50メートルの田んぼに、今年は赤、黒、白、黄色など異なる色の稲苗で「日本デンマーク100年」と特産農産物が描かれました。参加者は鎌を使って稲を刈り取り、縄などで縛って収穫を体験しました。参加者は「暑くて大変だったけど楽しかった」「こんな色の稲は見たことない。お米も稲によって形が違うのだと思った」と話しました。

同会の大嶋和則会長は「今年は暑く、雨が降らない時期があったが、明治用水のおかげで稲は立派に育って無事に収穫時期を迎えられた。日本デンマークと呼ばれ農業で有名になった安城市。田んぼアートの絵柄や田植え、稲刈りの体験を通して改めて伝えていきたい」と話しました。