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相続登記義務知ろう 仕組みや注意点 正しい知識を学ぶ

2024/9/15

  • 相続登記の義務化について丁寧に伝える宮本司法書士(奥)

JAあいち中央資産管理部会は9月15日、安城市箕輪町のJA三河安城支店と刈谷市神田町のJA刈谷中支店で「相続登記の義務化と相続土地の国庫への帰属について」をテーマにした学習会を開きました。学習会は資産管理事業に伴う税務・法律知識の修得、部会員同士の情報交換等を通じて事業の安定を図る目的で毎年開いています。

学習会には、両会場あわせて45人の部会員が参加しました。講師は司法書士宮本事務所の宮本次郎司法書士が務め、改正の理由や改正法の注意点、具体的な登記申請の事例を伝えました。参加者からは「具体的な事例を説明してくれて理解しやすかった」などの声があり、学習会終了後には自身のケースを上げて講師に質問する部会員もいました。

事務局を務めるJA地域開発部の川澄昭仁部長は「税制や相続は部会員の関心が非常に高い。2023年以降、相続制度や相続税制の改正が多く行われているため、正しい知識を身につけていただきたいとテーマを設定した。今後も、豊かなくらしに繋がる活動を行っていきたい」と話しました。

部会はJAを中心に資産管理事業を行う事業者の集まりで、土地の有効活用に努めると共に賃貸経営の安定化を図り、資産を長期にわたり管理保全し、併せて会員の社会的・経済的地位を高め、生活向上の発展に期することを目的に活動しています。