JAあいち中央

ＪＡあいち中央碧南営農センターは９月１８日、碧南市港本町の同センターで農家サロンを開き、農家と農業関係機関、ＪＡとの意見交換会を行いました。栽培管理や肥料・農薬等に関する農家の悩みを解消し、農産物の品質向上や収量増大、生産コストの削減などのヒントを得ることが目的で、初めての取り組みです。碧南地区で露地野菜を中心に栽培する農家と県農業改良普及課、ＪＡあいち経済連、関係職員ら１９人が参加しました。

農家サロンでは、雨が続いたときの栽培管理の遅れなどの悩みや、施肥や防除の必要性やタイミングについて「他の人はどうしているか」などの意見が交わされました。それに対し、農家からは自分の圃場での経験や失敗談をもとに改善策が提案され、農業関係機関やＪＡ職員からは近年の環境変化や病害虫の発生についての傾向などが説明されました。

同センターの石川浩義センター長は「普段あまり聞けないような悩みや疑問などを解消するヒントを得ることで、産地全体のレベルアップを目指したい。今日挙がったヒントや意見は農家や職員で共有を図っていく。今後も農家サロンを開くため、多くの農家に気軽に参加してもらいたい」と話しました。