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スイーツに旬の農産物 「野菜好き」になって 直売所で販売

  • でんまぁと刈谷南

2024/9/19

  • 旬のエダマメを使った「枝豆のシフォンケーキ」

刈谷市小垣江町のJAあいち中央ファーマーズマーケットでんまぁと刈谷南は地元農産物を使ったスイーツの販売を始めました。旬の地元農産物をスイーツに取り入れることで、野菜“好き”、果物“好き”を育む取り組みを強化しています。

レシピは同店舗の食育ソムリエが考案し、店内の加工室で調理。食育ソムリエは生産者と消費者の架け橋として、農と食の距離を近づける活動を積極に行っています。スイーツには同店に出荷される“旬”の地元農産物などを使うため、時期によってメニューは変わります。旬の時期に数多く出荷される農産物を利用することで、フードロス削減や農業者所得の向上にもつなげます。

9月19日には「枝豆のシフォンケーキ」や「さつまいものシフォンケーキ」を1つ税込500円で販売しました。店内には、地元の農産物を使っていることをPRするため、出荷者や産地も紹介しました。レシピを考案した食育ソムリエは「野菜が苦手な子が、スイーツをきっかけに野菜“好き”になってくれるとうれしい。売り場には旬の野菜がたくさん並ぶが、スイーツからも野菜の旬を感じてほしい」と話しました。

同店の竹内伸昌店長は「地元農産物のスイーツは当店独自の取り組み。お店に並ぶ農産物、特に野菜がスイーツに使われていることに興味をもっていただき、ぜひ食べてほしい。地元農産物のスイーツ販売を通して、旬の地元農産物“好き”、さらにはでんまぁと刈谷南“好き”も育みたい」とPRしました。

旬の地元農産物のスイーツ販売は出荷状況や職員によって販売の可否が決まるため不定期。同店のインスタグラムで前日に告知します。