トピックスレポート
泥だらけで収穫楽しむ 刈谷市親子農業体験教室
2024/9/21
- サツマイモを掘り出そうとする参加者
刈谷市は9月21日、同市小垣江町の体験農園で「親子農業体験教室」を開き、小学生までの子どもを持つ家族ら26組86人が参加。サツマイモとラッカセイの収穫を楽しみました。
同市では、親子が一緒になって野菜を作る楽しさや収穫の喜びを知ってもらうことを目的に、小垣江地区営農改善組合とJAあいち中央の協力で、年2回農業体験教室を開いています。 収穫体験では、同営農改善組合のメンバーから作業の説明を聞いた後、自分たちのネームプレートが立てられた畝のマルチをはがし、親子で協力しながら大きく実ったサツマイモやラッカセイを収穫していきました。
参加者は「おばあちゃんからラッカセイは土の中にできるって聞いたけど、初めて見た」「塩ゆでして食べると良いと聞いたので、やってみたい」「サツマイモがなかなか抜けなくて大変だったけど、たくさん穫れた。焼き芋やサツマイモチップスにして食べたい」など笑顔で話しました。
同改善組合の平野正美組合長は「今年は真夏の雨不足や酷暑で作物栽培にとっても大変な年だったが、メンバーの努力により無事に収穫を迎えられた。農業の大変さや楽しさを知るためには体験することは必要なこと。家に帰ったら、畑で自分たちが収穫した野菜を調理して食べる最高のおいしさを味わってほしい」と話しました。