トピックスレポート
五輪ハンド選手が交通安全呼びかけ
2024/9/24
- 利用者に啓発品を手渡すブレイヴキングスの選手
刈谷市交通安全推進協議会は9月24日、刈谷市小垣江町のJAあいち中央ファーマーズマーケットでんまぁと刈谷南とその周辺道路で交通安全を呼びかける啓発活動を行いました。今月21日から30日までの秋の全国交通安全運動に合わせたものです。
啓発活動に先立って刈谷警察署は、同市一里山町に本社のあるトヨタ車体株式会社のハンドボール部ブレイヴキングス刈谷の選手で今夏パリ五輪ハンドボール男子日本代表として活躍した5人を一日警察官に委嘱。JAが提供したナス600本を店舗の利用者らに配りました。ナスの入った袋には、夕暮れ時の交通事故に注意を促すため、「夕方の5-7(ゴーナナ)は“魔の時間”~なす食べて 事故ナス~」と書いたシールを貼りました。啓発チラシと一緒に利用者一人ひとりに手渡して安全運転や事故防止を訴えました。5人は店舗前の歩道で「優先 横断歩行者」と書かれたハンドプレートなどを持ち、通行車両にも交通安全をアピールしました。
同市くらし安心課の石川晴雄課長は「市内では今年既に2件の交通死亡事故が発生している。日の入りも早くなり、薄暗い時間帯はドライバーから歩行者が見えづらく、事故の危険性も高くなる。ドライバーは早めのライト点灯、歩行者は反射材を付けて自分を目立たせる。それぞれが交通事故の防止を心がけていただけるよう声かけをお願いしたい」と話しました。